我家の42型のTVは、中低音が貧弱で高音が耳につきます。そこで、TV専用のスピーカを製作することにしました。 TVは自作のTV台の上に載せてありますが、場所が狭いのでスピーカの置き場所は限られます。市販のサウンドバーであればTV台の上に置けますが、改善…
長岡鉄男氏で有名なバックロードホーンには以前から興味がありましたが、通常の密閉型やバスレフ型に比べて大型になってしまうため、製作を躊躇していました。4インチクラスのユニットでも、例えぱFOSTEXのFE103NV2の作例では、170W x320D x880Hの大型サイズ…
1) SONYスピーカSS-M95HDの印象 20年近く前の2007年に発売されたSONYの4inクラスの2wayバスレフ型スピーカSS-M95HDがあります。 メーカのサイトによると、このスピーカの特長は、•120mmの軽量で丈夫な「アラミド繊維製コーンウーファー」を搭載。•カーボンED…
<レストア後の最終総合特性編>ウーハーとミッドレンジ、ツイーターに対するエッジの柔軟化を主体とした初期特性の回復の試みは一通り完了しました。そこで、密閉型エンクロージャーに各ユニットを戻して周波数特性を確認してみました。ネットワークはそのま…
<ミッドレンジユニット編> <ミッドレンジユニットの特性調査> エンクロージャー から取り出したミッドレンジユニットです。金属ネットは外してあります。 ミッドレンジのインピーダンス特性を調べました。 共振周波数fsのピークは高音域側に裾を引いていまし…
<ウーハー編> Diatone DS-66EXは製造から40年近く経ち、所有するスピーカのウーハーの布エッジは、例に漏れず、カチカチに硬く低音が出ません。そこで、このDS-66EX本来の音を取り戻すことに挑戦しました。 <スピーカ状態の調査> スピーカの状態を把握すべく…
5)ダブルバスレフ方式PM-M0841CKのまとめ 評判の良い3インチスピーカユニットPM-M0841CKを用いて、ダブルバスレフ方式のスピーカを自作しました。 ①SPLの周波数特性を調べたところ、11kHz付近にブレイクアップよる大きなピークがありました。 ②気になるこの…
4)ノッチフィルタを追加したSPL特性(メッシュカバー無し) ノッチフィルタの有無による周波数特性の違いを示します。 <黒:ノッチフィルタ有り、緑:ノッチフィルタ無し> 追加したノッチフィルタによって、11kHzでのブレイクアップピークを約8dB程下げることが…
3)ノッチフィルタの作製 ブレイクアップピーク近傍でのSPLの周波数特性の乱れを見てしまうとフラットな特性にしたくなります。 そこで、ブレイクアップピークを抑えるためのノッチフィルタを追加することにしました。並列型のLCRフィルタで、音質劣化を出来…
2)SPLの周波数特性 スピーカユニットの軸上30cmでの周波数特性を調べた結果です。 バッフルステップによる2kHz近傍での音圧上昇、エッジ共振に起因する4kHz付近のデップ、また、11kHz付近にはブレイクアップよる大きなピークがあります。この大きなピークを…
1)エンクロージャーの製作 Amazonで評判の良い3inスピーカユニットPM-M0841CKを用いてダブルバスレフ方式のスピーカを作りました。 周波数特性における数百Hzでの中弛みを避けたいと考えて、ダブルバスレフ方式にしました。 サイズは124Wx253Hx204Dで、12mm…