5)ダブルバスレフ方式PM-M0841CKのまとめ
評判の良い3インチスピーカユニットPM-M0841CKを用いて、ダブルバスレフ方式のスピーカを自作しました。
①SPLの周波数特性を調べたところ、11kHz付近にブレイクアップよる大きなピークがありました。
②気になるこのピークを抑制するために、並列型のLCRノッチフィルタを自作して追加しました。
③ この結果、ユニット軸からの角度0°、15°のSPLは、60-20kHzの範囲で、ほぼ±5dBとフラットになりました。
④ 低音は充分出ており、高音もブレイクアップピークの抑制効果もあり、なかなか良い音です。手元にある、ほぼ同じスピーカユニットサイズのBose Wave Music Systemと比較して、本スピーカの方が癖がなく、ワイドレンジで、しかも豊かな表現力を感じます。
ポップス、ジャズやクラッシックなど様々な音楽を、心地良く聴くことができるスピーカができました。